二葉鍼灸療院

仁和寺霊宝館 秋季名宝展 国宝 医心方の世界 ~仁和寺の祈りと学び~のご案内

この度、公益社団法人 全日本鍼灸学会会長 若山育郎先生より、仁和寺霊宝館 秋季名宝展 国宝 医心方の世界 ~仁和寺の祈りと学び~のご案内がありました。

日本最古の医学書である『医心方」は、現在、東京国立博物館と京都仁和寺に所蔵されています。
今回、仁和寺で10月1日から11月30日まで「仁和寺霊宝館 秋期名宝展 国宝医心方の世界~仁和寺の祈りと学び」と謳って展示されるという情報を頂きました。是非、参加したものです。

骨活(ほねかつ)のすすめ  骨は年齢で変化する

「骨活(ほねかつ)」とは、食事や運動、日光浴などの生活習慣を改善することで、骨の健康を維持・向上させる活動を指します。

 骨は衝撃(刺激)を与えると強くなるという性質があり、ランニングやジャンプなどで衝撃が加わると、その衝撃に耐えうるように丈夫な骨がつくられます。骨への衝撃は、スクレロスチンという骨のマイナス因子となる物質の働きを抑えるため、骨が丈夫になるわけです。
 中村幸男先生が考案した「かかと落とし」は、脚のつけ根である股関節、特に大腿骨部や臼蓋部に衝撃を与える運動で、スクレロスチンの分泌を抑え、この運動を継続することによって、脚の骨全体、特に股関節を強化することができます。結果的に骨密度がアップし骨の強度も増加します。さらに、かかと落としは、脚全体の筋力アップにも効果があります。我々は、かかと落としを毎日“正しく”(膝を軽く曲げる、前傾姿勢をとる)きちんと行うことにより、長野県内の大腿骨の骨折発生数が減少傾向にあるというデータを出しています。1日30回×3セットを目標に取り組んでみましょう。