不要な細胞を“食べさせる”タンパク質を開発 京大

京都大学アイセムス(高等研究院 物質―細胞統合システム拠点:WPI-iCeMS)の鈴木淳教授、大和勇輝元研究員らの研究グループは、がんや自己免疫疾患を起こす細胞など、体内における不要細胞を標的として貪食により除去する新しいタンパク質「クランチ」(Crunch, Connector for Removal of Unwanted Cell Habitat)を開発しました。
体内に蓄積されると、がんなど病気の原因になる不要な細胞の除去を効率化するタンパク質「クランチ」を開発したと、京都大の研究チームが3日、英科学誌に発表した。マウス実験で確認した。がんや、誤って正常な細胞を攻撃する自己免疫疾患などの新たな治療法につながると期待できるという。
体内にある不要な細胞は、死なずに臓器内で蓄積されると、がんなどさまざまな病気の原因になる。通常、細胞死の後にマクロファージなどの免疫細胞によって“食べられる”「貪食」と呼ばれる働きで除去される。ただ、簡単に死なないことが課題とされていた。
研究チームは、死んだ細胞の表面には、免疫細胞に貪食の標的として認識させる物質が現れることに着目。代わりとなる物質があれば、生きた細胞も貪食の標的になると考え、クランチを開発。一部のタンパク質を置き換えれば、標的にする細胞の種類を変えられるという。
がんを移植したマウスにクランチを投与したところ、がん細胞の増殖が抑えられた。自己免疫疾患があるマウスでも、病気の原因となり得る細胞の数が減った。
気候変動と健康への影響

東京科学大学大学院教授 藤原武男先生によりますと、猛暑と喘息入院との関連を調べた調査では、一日の平均気温が上位1%のような極端な暑さにさらされると、全体の入院リスクは1.22倍に上昇する。14歳以下の入院リスクは、1.33倍に膨らむ。熱によって気管支の視覚神経が刺激されて収縮する生体の防御反応とみられ、子供への影響は顕著だそうです。0~14歳の小児喘息の発作による夏の夜間救急外来の受診は、平均気温が1度上がると1.23倍になるとの自治体のデータもあるそうです。
また、猛暑が妊婦に与える影響も確認されているそうで、平均気温が高いほうが早産のリスクが増すことも判明しているそうです。
また、胎児期や幼少期に微小粒子物質PM2.5を暴露すると自閉症スペクトラム障害のリスクを増やすという研究結果もあるとのこと。
気候変動が健康に与える影響は多岐にわたり、年々、深刻化していることを認識しなければなりません。


ふくろう 神秘的な魅力

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の中で、ハリーの11歳の誕生日にハグリッドからふくろうをプレゼントされました。「ヘドウィグ」という名前で、ホグワーツで唯一のシロフクロウであり、どこへでも迷わず飛んでいける、すばらしい飛行能力の持ち主であり、ハリーを守り続ける献身的な姿勢に感動です。
3年前に、生命力にあふれる「無限の色彩美」ともいえる福本百恵先生の作品に出合い一目惚れ。是非、福本百恵先生に、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』で、ハリーを見守り続けてくれたふくろうを描いてほしいとご依頼いたしました。念願かない、唯一無二のふくろうを描いていただき感謝です。

福本百恵先生に描いていただいた「ふくろう」の絵画を毎日観ていると、映画のシーンが思い出され、「ヘドウィグ」の純真で相手を思いやる真っすぐな姿勢に心が浄化されます。
乾燥シーズン前に『秋枯れ肌対策』

秋枯れ肌」というワードが気になってしまうこの時季。夏の間に受けた強い紫外線、冷房による肌の乾燥、汗による水分不足などの影響で起こる肌トラブルのことを指します。
「秋枯れ肌」
原因
(1).夏の過酷な気候です。特に今年は体温を超えるほどの気温の高い日が続いているため、これまで 以上に体の疲れはたまりやすくなります。その影響で、肌の新陳代謝や、潤いの保つバリア機能なども低下し、肌がカサカサになりがちです。加えて、強い紫外線は日焼けやシミを招くだけではなく、肌の新陳代謝を乱して肌表面に古い角質のたまる原因になり、くすみやごわつきなどを目立たせます。
(2).エアコンによる温度と湿度の差です。冷房の効いた部屋の空気は乾燥して肌の潤いは逃げやすくなっています。
(3).これから深まってくる秋の気候です。朝晩の気温が下がっていくことに伴って、その気温差により体にも肌にも負担のかかりやすい状態になっていきます。
乳液やクリームで潤い
日頃から『保湿』を重視するように心がけましょう‼
どうなる? 日本の夏、 気候変動史上最暑の夏!


気象庁は、今年夏(6-8月)の平均気温が平年(2020年までの30年間平均)を2.36度も上回り、1898年の統計開始以来、最も高かったと発表した。これまでの最も暑かったのは平年を1.76度上回った2023年と2024年だったが、それを大幅に上回り、史上最暑の夏となった。
夏を通じて偏西風が平年より北に偏って流れやすく、暖かい空気に覆われたため、北・東・西日本で高温傾向が顕著だった。全国153の気象台等のうち132地点で、夏の平均気温が歴代1位の高温となった。
月別では、6月が2.34度、7月が2.89度、それぞれ平年を上回り、統計史上最高。8月は1.84度上回って、昨年と並ぶ2位だった。
8月5日に群馬県伊勢崎市に観測史上最高の41.8度を記録したのを筆頭に、全国で40度以上を観測したのは計9日、13都府県の延べ30地点となり、比較可能な2010年以降で最多となった。今回の結果から、異常な高温状態であり、暑さによる健康被害はさらに深刻化する恐れがあるとのことです。こうした気候変動が与える影響を甘く見てはならないですね・・・
天気痛予報 台風15号で気圧変化 5日(金)は 広く“注意”“警戒”ランク



二葉鍼灸療院では、昨日から頭痛、倦怠感を訴える方が多く、鍼治療により自律神経の調整をしています。
【天気痛】気圧の変化で頭痛が…7割が女性患者の「天気痛」とは?
第40回記念公益社団法人生体制御学会学術集会に参加しました

主 催: 公益社団法人生体制御学会
共 催: 名古屋大学環境医学研究所
後 援:愛知県 名古屋市 中日新聞社 (公社)全日本鍼灸学会 (公社)愛知県医師会 (一社) 愛知県鍼 灸マッサ-ジ師会 中和医療専門学校 学校法人専門学校名古屋鍼灸学校 名古屋医健スポーツ専門学校 名古屋平成看護医療専門学校
日 時: 令和7年8月24日(日) 午前9時~午後3時30分
会 場: 名古屋大学 野依記念学術交流館 (東山キャンパス)




写真前列 左から6番目より、
日本睡眠教育機構理事長 放送大学客員教授
第40回記念公益社団法人生体制御学会学術集会長 宮崎総一郎 先生
名古屋大学環境医学研究所所長 林良敬 先生
名古屋大学環境医学研究所副所長 菅波孝祥 先生
東京大学大学院医学系研究科 名誉教授 宮川 清 先生
名古屋大学環境医学研究所ゲノム動態制御分野 教授 益谷央豪 先生
名古屋大学環境医学研究所ゲノム動態制御分野 准教授 増田雄司 先生
一般財団法人東方医療振興財団 日本東方医学会 理事 佐々木和郎 先生
明治国際医療大学たには会 東海支部長 近藤健児 先生

学術集会に、石川県、新潟県から東洋医学研究所グループの先生が駆け付けて頂きました。遠方からの参加に感謝です。ありがとうございました。左から田中良和先生、 皆川宗德、角田洋平先生、海沼英佑先生
「公益社団法人 生体制御学会」のホームページはこちら

頭痛-る (気圧予報で体調管理)

頭痛-るは、気圧の変化による体調不良が起こりそうな時間帯の確認や、痛み・服薬記録ができる気象予報士が開発した気象病対策アプリです。是非、ご活用ください。
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