名古屋大学環境医学研究所脳機能分野教授 澤田誠先生の書籍のご紹介です。
脳を鍛えるなら
インプットよりアウトプットのほうが大切だった!
記憶の正しい「引き出し方」に着目した一冊
記憶力を鍛えるといえば、暗記術のようなインプットの話ばかりが溢れています。でも社会人に必要なのはアウトプットのコツ。記憶力を鍛えるとは、実は「記憶の引き出し方」を鍛えることだったんです。人やものの名前を急にど忘れしたり、思い込みでミスしてしまったりしたことはありませんか? これは「記憶の引き出し方」のメカニズムを知れば、防げるようになります。
解説するのは、名古屋大学で脳神経科学を専門に第一線で研究している澤田先生。記憶にまつわる脳の本質的な機能をわかりやすく語りながら、本当に正しいと考えられている記憶の鍛え方を紹介。記憶を引き出しやすくするための具体的なノウハウも満載です。
すぐに役立つアドバイスだけでなく、「デジャブ(既視感)の謎」、「思い出が美化される不思議」など、脳が記憶を引き出すときのおもしろいクセも解き明かされています。記憶のみならず、脳の意外な正体もわかってくるサイエンス読みものです。
はじめに 大事なのはインプットではなくアウトプット
序章 脳は生き残るための器官として進化した
第一章 人はなぜ名前だけを忘れてしまうのか
第二章 苦しかった思い出が美化されるのはなぜ? デジャブ・思い込みのメカニズムは?
第三章 引き出す力がアップする記憶術
第四章 記憶力のための睡眠活用術
第五章 記憶力を鍛える生活術
第六章 記憶がなければ未来はつくれない
おわりに
是非、ご購読をお勧めいたします。