自律神経失調
【いまだ明確な定義のない「自律神経失調症」】
病院で検査を受けても特に原因となるような体の異常は見つからず積極的な治療も受けられないまま、周囲からは理解されず「なまけ病だ」などと見られてしまいます。
特に現れやすい症状はめまい、体のだるさ、頭痛、動悸の4つですが、自律神経は体全体を調整しているため、以下のような千差万別の症状が現れます。
自律神経失調症の症状は、生まれつきその人の弱い部分に現れやすいのが特徴になっています。症状が固定する場合もありますが、長い経過のうちに症状が移り変わることがよくあります。またいくつかの症状をあわせもっていることも多く、症状が強くなったり弱くなったり、ときによって波があるのも特徴です。ただ、慢性化してくれば全身症状や精神症状も現れてくるのが普通です。