朝日新聞に私が尊敬する建築家安藤忠雄先生が掲載されていましたので、ご紹介いたします。
建築家 安藤忠雄
2度の手術で、胆管、胆嚢、十二指腸、膵臓、脾臓を全摘
人生は覚悟と工夫、時に諦め、そして希望が必要だというのが私の信念です。
下降している日本社会のことです。政治や経済の問題もありますが、一番問題なのは、希望を感じている人が少ないこと。でも、他人のせいにしてもしゃあない。希望は自分で作り出さなとね。
建築の原点 住吉の長屋 大阪の三軒長屋の真ん中を切り取り、コンクリートの中庭付き住宅に建て替えたものです。
人間には、不便や困難に対して知恵を持って挑戦する姿勢が大切である。
希望とは「生きる誇り」のことでもある。私の場合は、建築の仕事を通して社会とつながること、事務所のスタッフの生計を支えること。そして根底にあるのが大阪人としての誇りです。
社会に恩返ししながら、言いたいことは言わせてもらう。そんな責任感ある個人でありたい。時々勇み足はあるけれど、それくらいの勢いがないと面白くないと思う。
以上が、朝日新聞に掲載されていました。私の師匠、黒野保三先生と共通することが多く感動いたします。
「知恵と勇気と夢と希望」どんな困難な場合でも、知恵をだし一歩踏み出す勇気と未来に向けた希望を持ち続けることを大切にしていきたいと思います。